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開催中
吉川喜継が抜群のパワーで優勝まであと１勝に迫った。準優10Ｒは展示から６秒89と抜けたタイムで、好調ぶりを見せつけた。レースでもコンマ07のトップスタートを決め、危なげなく逃げ切った。「足は抜群。どちらかといえば伸び寄りという感じだけど、出足もいい。出足は日に日に良くなっている。エンジンさまさま。トップクラス。もう微調整でいく。大きなことはしない。スタートはコンマ10前後でいけるように行って、だいたい勘通り」。序盤から目立っていた伸びに加え、出足も上向いてイン有利に戦える仕上がり。さらにスタート勘も高いレベルで安定してきたとなれば、優勝に限りなく近い状態だ。イン速攻で、今年の初優勝、大村では通算３度目の優勝を決める。
デビュー初優出で気合が入るのが松本真広だ。19年11月の福岡でデビューから約５年半、ようやくつかんだチャンスに喜びを爆発させた。「ゴールした瞬間はめっちゃうれしかった。（初優出まで）時間がかかった。師匠の（松田）大志郎さんのおかげ。大志郎さんに教わったペラにたたいている。エンジンはいいし、夜の方が動いてくれている。スリットからポンポンと出ていくし、行き足がすごくいい。あとはスタート。スローからは安定していけていないので、しっかりつかみたい」。優勝戦は３枠で臨む。全速スタートを決められれば、強烈な伸びが生きる。初優勝にも期待が懸かる。
11Ｒ…中沢は舟足変わらず上々。気合逃げを見せる。１―３２―３２。
５Ｒ…重木がさばいて抜け出す。４―１３―全。
