印賀　勝男の今日のねらい目！

　高憧四季がトライアル２回戦12Ｒ、２コース差しを決めて優出へ望みをつないだ。「ターンの感じは１走目よりも良くなっていた。行き足から伸びは、少し分が良さそうだった。どちらかといえば伸び型でターンもしやすい」と表情は明るい。初出場ながらピットではリラックスムード。ベスト６入りへトライアル３回戦12Ｒは覚悟を決めたスタートを決める。

　鎌倉涼がトライアル３回戦の枠番抽選で１枠を引いた瞬間笑みがこぼれた。「先に５、６番が出たので１を引ける予感はありました。１枠なので頑張ってスタートは行きたい」と待望の「白」に表情が緩んだ。「乗り心地は悪くなかったけど、足がなかった。良くなかったのは出足の部分ですね。これでは厳しいので、もう少し足を求めないといけない」と気を引き締めた。トライアル３回戦11Ｒは、優勝戦進出へ大勝負だ。

　シリーズ組は序盤からシリーズを引っ張った若狭奈美子が予選トップ通過を決めた。「予選トップは２回目なんでうれしい」とにっこり。「その時は児島で優勝できたんで頑張りたい」と意気込む。相棒の48号機は出足→中間速が抜群。準優10Ｒは冷静に逃げてデビュー４度目の優勝へ王手をかける。