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お客様との意見交換会

令和年6度第1回「お客様との意見交換会」実施報告

実施日 令和7年2月24日 14:00~15:00
テーマ 選手との意見交換について
参加人数 お客様(男女・年齢問わず)
内容 今回は公募により、一般のお客様10名(全員男性)にご参加いただきました。長崎支部選手(2名)も参加し、長くボートレースを愛されているファンの方・最近ファンになられた方等、選手を交えて様々な観点から貴重なご意見をいただきました。

A様

大村で得意なコースは何コースですか?
(B選手)基本的に5・6コースが多いので、その中だと、スロットルレバーを握って展開を作れるレースが好きなので、5コースが好きです。
(A選手)基本的にはインコースが好きです。
他のボート場によって得意・不得意とかはありますか?
(B選手)得意・不得意とは考えてなくて、大村・唐津のように(水面が)広い場であれば、握っていく展開を作りやすいので走りやすいです。その逆で戸田のように狭い場だとレバー操作が難しく、今は練習中です。
(A選手)若い時は水面が荒れている場が好きでした。以前は大村に防風ネットがなく、荒れた水面での練習が当たり前だったので、人が乗れないような荒水面が得意でした。しかしながら年齢を重ねて、水面が特殊なところは体へのダメージが大きいので、あまり走りたくないというのが正直なところです。
大村市民感謝祭でボートを走らせる等をして、ボートレースをPRするために水面を活用したイベントは実施してはどうでしょうか?
(局)大村市民感謝祭については、全てのイベントを告知しているため実施できないです。なお、以前ペアボートを実施していましたが、事故が起きてしまい、それ以降は全国的に開催しない方針になりました。ただ選手がデモンストレーションでレースを行うなど、今後検討していきたいと思います。
最終日、管理解除の後の食事はどんな感じですか?(家に帰るのか?外食か?)
(A選手)ミッドナイトの時は、直接家に帰ります。コロナ以前のナイターは、ほぼ全員で打ち上げを行っていました。今は参加したい人で少人数で行ったりしています。
(B選手)実家のご飯が好きなので、実家にそのまま帰ることが多いです。
選手の応援をするために声を出していますが、選手には聞こえていますか?
(A選手)ヘルメットを着けているので、あまり聞こえません。尼崎・住之江は聞こえます。何を言っているかまでは分からないが、声援は届いています。
選手の名前入りタオルを振って応援していますが、選手は気づいていますか?
(A選手)レースに集中しているので、なかなか見れないです。展示航走で見れるかもしれないが、基本的に見る余裕はありません。

B様

長崎支部の若い選手で、今後G1・SGで活躍するような選手はいますか?
(A選手)今からどれだけ経験を積めるかによると思います。最近はデビューした時点で完成された選手というのはいないと感じます。
前節のX選手が苦戦していたエンジンを、今節のY選手は上手く乗れていますが、どういった理由ですか?
(A選手)詳しいことは分からないが、中間整備が入っているのか、ボート(艇)とエンジンの組み合わせが良いのだと思われます。
G2誕生祭の時に、長崎支部の選手をせめて10人くらいは出場させてはどうでしょうか?
(局)G2の場合、A1・A2が各26名と決まっており、局から希望を出せるのがA1・A2の各13名であり、他は競走会本部あっせん課が決定しています。G2などのグレードレースは、全国的に注目され売上も期待できるので、局としては人気や実力の高い選手を希望しています。あっせん課の方は、地区バランスやG2・G1の出走数などを鑑みて決定しています。長崎支部が優先とはならないことを、ご理解していただければと思います。

C様

選手コメントの「乗り心地が悪い」というのは、どういうニュアンスですか?艇の形が決まっているので、どうして感覚が変わるのか疑問に思っていました。
(A選手)実際に乗り心地というのは大きく違います。ボートレースの場合、艇の向きが数センチ変わるだけで、進路が大きく変わります。ハンドルを切って思ったところに行けるかどうか、艇がコントロールしやすいかどうか、そういった意味だと思ってください。
選手へ目立つように光る棒(サイリウム)を振って応援したいがどうでしょうか?
(局)現時点で、フラッシュ撮影等ライト関係については、レースに支障が出ることを考えて一律禁止しています。そのサイリウムであれば問題ないと思われますが、線引きが難しくなります。申し訳ありませんがライト関係については一律禁止というのを、ご理解していただければと思います。なお、その線引きについては今後検討していきます。
サインの転売対策として、『○○さんへ 』と記入するなど、何か対策をしてほしいです。
(局)貴重なご意見ありがとうございます。転売対策の一案にしたいと思います。
ピット内を見たことないので、ツアーをしてほしいです。
(局)ピット見学はコロナ以前は行っていました。コロナ対策で選手との接触が厳しくなったので、施行者でも入るのが難しいです。規制が緩和されたら実施を検討いたしますので、ご理解していただければと思います。

D様

インが強い場で、インがなかなか決まらない日に、10R以降で自分がインだった場合に心境の変化はありますか?
(A選手)あまり関係ありません。自分が仕上っていて、スタートが遅れなかったら逃げれるので、自身のことに集中しています。
場によってスタートの見え方は違いますか?
(B選手)違います。場によって変わるのはもちろん、季節によっても変わります。初めていく場も多いので定時定点を覚えることから始めます。
(A選手)場はもちろん、コースによっても変わります。潮の流れも影響するため、大きく変わります。
レース期間中の食事はどうしていますか?
(B選手)宿舎での食事はバイキング形式になっており、好きなものを食べたり、自分の体重に合わせて食事しています。

E様

休みの日は何をしていますか?
(B選手)ペラ小屋でペラを叩いたり、温泉にいってリフレッシュしています。
(A選手)家族と過ごしたり、趣味のゲームをしています。
ミッドナイトの開催日数は何日ですか?
(局)令和6年度は46日、令和7年度は59日を予定しております。現在ミッドナイトは若松・下関・大村の3場で実施をしています。業界では年間180日開催を目指しており、少しずつ増えている状況です。3場および関係団体と協議のうえ日数・日程を決定しております。本場で開催を楽しみにされているお客様には申し訳ございませんが、ご理解・ご協力をお願いいたします。
ボート場内の食堂を増やせませんか?閉まっているお店も見受けられます。
(局)平日の入場者数が少ないため店舗の集客が難しく、採算が取れないというのが現状です。
長崎支部の選手は練習をしないという噂を聞きましたが、どうでしょうか?
(A選手)練習は若い選手を中心にしております。練習をしない訳ではなく、決まった日にしか出来ないのが現状です。練習の日を増やしてもらえるよう競走会へ要望もしています。

F様

練習について、以前デイレースの際は11R後に若手選手が行っていたが、今はしていますか?
(A選手)確かに以前はレース間に若い選手が練習していましたが、今は業界の方針で開催中に練習できません。今は前検日の参加選手が入ってくる前に、2時間程練習できます。選手としては、少しでも多く練習したいので協議を重ねて、時間を作っていければと思います。
他場でも練習できると聞きましたが、他場でも練習していますか?
(A選手)他場でも練習しています。
レースについて、選手としては1番になりたいのが当然だと思いますが、
例えば準優に進むための条件が3着以内として、6号艇の場合レースに臨む気持ちはどうでしょうか?
一番はどんな状況でも「ケガをしない・させない」ことだと思っています。危ないことをしてまで、必ずまくる、必ず突っ張るなどはしません。安全第一だと考えています。リスクとリターンを考えて、もちろんいける範囲ではいきますので、ご理解していただければと思います。
最終日の1Rでフライングした選手がいたが、次につながる訳ではないのに、スタートを行く必要があるのでしょうか?
どんなレースであっても1着は取りたいです。確かにその節だけを見ればそうですが、全体的な勝率にも関わるので、毎レース1着を考えています。

G様

本番前のルーティンはありますか?
(B選手)スタート展示のタイムと自分の感覚が、どれくらいずれているかを確認して、まずはスタートのことを考えます。ルーティンとして、ユニフォームやカポック等の着る順番は決めています。
(A選手)ルーティンを決めたら、気にしてしまうので決めないようにしています。しいていえば、「ケガをしないように・させないように」と考えています。
好きな進入コース・得意な場はありますか?
(B選手)握って展開を作れるので5コースが好きです。好きな場は大村で、どの場よりも練習しているので気持ちの面でも走りやすいです。
(A選手)大村です、他場とは別で考えています。コースは奇数コースが好きです。偶数コースが難しいというのもあります。
尊敬しているレーサーはいますか?
(B選手)山口真喜子選手です。レースギリギリまでペラを叩いている姿や、準優勝戦・優勝戦も走っていて、握りっぷりがカッコ良く、私もそういうレーサーになりたいです。
(A選手)既に引退されていますが、川上昇平さん・三瀬譲さんです。ずっと見てきて育ったので、そういった選手になれたらと思っています。

H様

有観客・無観客で心境は変わりますか?
(A選手)見るからに違うので、モチベーション的には応援があった方が走りやすいです。
GW・お盆・正月レースなど地元選手が多く斡旋されるレースで、客の立場として応援に行きたいのですが、今年は正月がミッドナイトでした。そのへんはどのように考えていますか?
(局)来年度も正月レースはミッドナイト開催です。お客様からそういった声が多く上がっているのは、承知しておりますが、業界全体の協議により決定しております。売上に関しても一般戦と比較しても約1.6倍程あります。現在、ボートレース業界の売上は好調に推移していますが、過去には平成3年の2兆2千億円をピークに、平成12年には1兆3千億円と10年も経たずに売上が4割落ち込んだことがあります。現状維持では売上が向上することはありません。業界全体として、様々なことに挑戦しなければならないと考えております。誠に申し訳ございませんが、ご理解とご協力をお願いいたします。
モーニング・デイ・ナイターなど、どのレース形態が得意・好きですか?
(B選手)何が得意というのはありますせんが、朝からストレッチ等の準備時間が確保できるのでナイターは好きです。
(A選手)特に好き嫌いはありませんが、ミッドナイトからモーニングのように、レース形態が異なる斡旋が続くと、生活リズムが変わるので、それはきついです。
コロナ以前のようにウェルカムサービスはできませんか?
(局)おっしゃる通り、コロナ以前のG2以上はウェルカムサービスを実施していました。コロナ対策である、選手との接触禁止が、今も続いている状態です。ボートレース大村だけ再開するということはできませんので、業界として規制が緩和された場合は、検討してまいりますので、ご理解していただければと思います。

I様

なぜレーサーを目指したのですか?B選手は高校卒業からでも良かったのではないでしょうか?
(A選手)小さい頃からレーサーになりたいという訳ではなく高校も進学校でした。父がレーサーで身近ではありましたが、引退の時に初めてレースを見ました。レーサーがどういうことをしているか、分からずになった感じです、、、
(B選手)中学卒業後すぐレーサーになるつもりでしたが、視力が悪かったためレーシック手術が必要でした。その手術までの期間がもったいないので、少しでも整備の勉強ができればと思い、工業高校に入りました。その後レーシック手術を受け、試験を受け合格したので、高校を中退してレーサーを目指しました。
レーサーを目指したきっかけは何ですか?
(B選手)きっかけは父とのレース観戦です。小さい頃からよく一緒に行っていました。ですが父の勧めが強かったからレーサーを目指したわけではなく、ペアボート体験などをして私自身がボートを大好きになり、レーサーになりたいという気持ちが強くなりました。
反対はなかったんですか?
(B選手)母からの反対はありました。私自身は中学卒業後から養成所に行きたいと考えていたのですが、母としては養成所を卒業できないと、中卒レベルになってしまうので、次の就職の面で心配していました。しかしながら、私自身が絶対にレーサーになりたいという思いが強かったので、何回も話し合いをして説得してレーサーになりました。
初めて1着をとった時の話をしてほしい。
(B選手)展開がかみ合って、冷静にターンマークだけ見てたら1着になっていました。道中は緊張もありましたが、こけないように最後まで走りました。