第37回SGグランプリ大村ロゴ
レース展望

実力断然の守屋がV一直線!

G1、SGの準優戦Fによるペナルティ-でG3以下のレースが続く守屋美穂(岡山)が、 昨年12月の下関女子から今年4月の桐生女子まで実に10節連続で優出を果たし、 最後の尼崎女子と桐生女子ではともに10戦8勝で連続Vと、圧巻の強さを見せつけている。 しかも当地でも通算7優出V3と断トツの実績だ。
対抗1番手は同じA1級の中谷朋子(兵庫)。 昨年一時調子を落としていたが、大敗とは無縁の堅実さばきを駆使して復調。 当地は優勝こそないが優出は多く苦手意識はない。
3月宮島女子で優出した松尾夏海(香川)は、 続く芦屋では男子相手に4連勝をマークと攻撃が冴える。思い切ったレースに期待が集まる。

今井を筆頭に好調者揃う関東勢!

2月江戸川女子で10戦9勝の準完全優勝を果たした今井裕梨(群馬)を筆頭に、 近況捲りが好調で各地で優出の清埜翔子(埼玉)、 2月下関で4勝挙げて優出を果たした櫻本あゆみ(群馬)、 そして2月と3月に江戸川で連続優出の平田さやか(東京)と、 好調選手が揃う関東勢にも注目だ。
塩崎桐加(三重)、落合直子(大阪)はA1級の底力を持つ選手で侮れず、 まだ復帰して間もない竹井奈美(福岡)も一時は女王候補に常に名前が挙がった実力者だけに軽視は禁物だ。
不意に大胆な攻めを見せる片岡恵里(山口)や薮内瑞希(岡山)も穴党注目の選手で、 黒澤めぐみ(東京)、水野望美(愛知)、津田裕絵(山口)も機力次第では上位進出も十分。 地元勢では水面実績豊富な池田紫乃(長崎)と、当地V歴が光る仁科さやか(長崎)に期待が集まる。